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『フレイル』を予防し、心身共に健康に！ その２
2023-04-21
前回お伝えした「フレイルの代表的な５つの特徴」は、それぞれが影響し合い悪い循環に陥っていきます。それをフレイル・サイクルと呼びます。
より具体的には、高齢になったことから筋量が減少し、それに伴って活動量が減り、食事量が減り、低栄養になって体重と筋量が減り、さらに活動量が～と悪循環が続くことです。 （下図参照）
このサイクルに陥らない様にするか断ち切らないと、フレイルの状態から要介護状態になってしまう恐れがあります。
※サルコペニア：加齢に伴う筋肉の量や筋力の減少。また，それによる身体能力の低下。
フレイル予防の三つの柱とは
このサイクルは大きく３つの要素に分けられ（下図参照）、自分の状態と向き合いそれぞれに適切な予防策をとっていく事でその進行を緩やかにし健康に過ごせていた状態に戻すことが出来ると言われています。
①身体的な要素（問題）②精神・心理的な要素（問題）③社会的な要素（問題）という３つの要素への適切な予防のアプローチが、『フレイル』予防の３つの柱となります。
〝その３〟以降では、『予防の３つの柱 』それぞれへの具体的なアプローチについてお伝えします。
※フレイル・サイクルを３つにカテゴリ分けすると上記の様になります
